前回、入院中のひまつぶしグッズについて書きました。今回はおもちゃなどの具体的な商品について。
狭い空間、辛い治療、制限される生活、、、そんな中で、持ち込めるひまつぶしグッズは高いパフォーマンスを発揮してほしいっっ。そんな願いがあります。
娘は小児慢性特別疾患があり、1歳から入院退院を繰り返しています。元気なときは、健常児とかわらない生活ができています。そんな娘の1歳から5歳までの選りすぐりひまつぶしグッズをまとめました。
娘が遊んだ頻度を、星★3つが最大で表しています。お子さんによって好みが異なると思います。参考程度にとらえていただけると幸いです。
(色鉛筆、クレヨンなどの描画材料は、別にまとめたいと思います。)
歌の絵本
どれだけ救われたか。泣き叫ぶ我が子をしずめるために、ひたすら歌を歌い続けたけれど歌詞が思い出せません。そんなとき、これを使いまくりました。
1歳★★★2歳★★☆3歳☆☆☆
4歳☆☆☆5歳☆☆☆
幼児むけの雑誌
シールやらプチ工作、小さい付録は狭いベッドで大活躍でした。3,4歳になると種類も豊富で選べる雑誌が広がるのもありがたい。楽しいことを全部親に求められると本当に辛いものです。病棟内からも逃げられないしストレスがたまります。幼児向けの雑誌に子どもの興味が向いたとき、私の気持ちもふっと軽くなるのが分かりました。一日の中で数分でも、一人で自分の楽しいことと向き合ってくれる時間は貴重です。4、5歳になってようやく一人遊びが上手になり、かなり救われるようになりました。
1歳★★★2歳★★★3歳★★★
4歳★★★5歳★★★
シールブック
何冊いただいてもありがたい。
5歳になってもシールブックはときめくらしい。
↑4歳のときこのシールブックが大ヒット!1000枚はさすがに貼るのに時間がかかるので、ひまつぶしに最適でした。3歳くらいから使えそうです。差し入れにこれもらったらめちゃくちゃ嬉しいです。
1歳★★★2歳★★★3歳★★★
4歳★★★5歳★★★
おもちゃの電話
ボタンを触るの大好きですよね。特に1、2歳のときが大活躍でした。
1歳★★★2歳★★★3歳☆☆☆
4歳☆☆☆5歳☆☆☆
水でかけるお絵かきマット
ベッドの上でも安心してかけます。
1歳★★☆2歳★★★3歳★★☆
4歳☆☆☆5歳☆☆☆
水でかける塗り絵
手軽に塗り絵ができるのは嬉しい。2,3歳のときには大活躍です。4歳くらいになると、普通の塗り絵で満足していました。
1歳★☆☆2歳★★★3歳★★★
4歳★☆☆5歳☆☆☆
お医者さんセット
病棟にあることが多いですが、娘は持参することが多かったです。注射、聴診器、体温計だけでも個人もちは嬉しい。もし、お子さんが持っていなかったらおじいちゃんおばあちゃん、差し入れにいかがですか?
1歳★★★2歳★★★3歳★★★
4歳★★★5歳★★★
アンバンマン指人形
3歳くらいが一番遊んでました。アンパンマンブームのピークがいつになるかによって違いますね。アンパンマンが大好きなときは助かりました。
1歳★☆☆2歳★★☆3歳★★★
4歳★★☆5歳☆☆☆
メルちゃん
メルちゃん関連グッズには大変お世話になりました。一日中パジャマで過ごしがちになるので、メルちゃんを使って、普通の一日の生活リズムをシミュレーションさせられます。4,5歳になるとメルちゃんでやっていたことを自分の好きなお人形さんにさせてました。
1歳☆☆☆2歳★☆☆3歳★★★
4歳★★☆5歳☆☆☆
お気に入りのぬいぐるみor人形
1歳は、そこまでぬいぐるみに愛着がありませんでした。2歳からは寂しさをまぎらわすだけでなく、レントゲン、エコーの態勢などを説明するにも役立ちました。
1歳★☆☆2歳★★★3歳★★★
4歳★★★5歳★★★
入院中の他のお友だちが持ってきていたもの
ミニカー
男の子の場合、ミニカー持参率は高いですね。
電車
車体だけ持ってきているお子さんよく見かけます。
ビニール人形
仮面ライダーなどのソフトビニール人形を持っている方も多いです。
おわりに
とはいっても、結局は治療や症状によって必要度は違います。ベッドの上でずっと過ごさなくてはならないか、プレイルームに行けるか行けないかでも、全然違います。
二泊三日程度の入院なら病棟のおもちゃでも大丈夫そうですが、一週間を越えるならひまつぶし対策は必要です。DVDでものりきれるかもしれませんが、一日中見てはいられないので、うちは必ずおもちゃ持参でのぞみます。
今思えば、3歳くらいまでは目が離せなくて苦しかったな~と思います。特に入院=点滴なので余計神経を使いました。