かばのはこ

病気の子どもと過ごす生活の知恵!

病気で学校に通えない子どものための、未来の授業形態

秋から6歳娘とのベッタリな生活を送っています。

最初は、入院&ほとんど家から出られない日々。

その後、近くのコンビニと公園散歩な日々。

そして、また入院&退院&入院。

現在は、少し良くなって1~2時間だけ幼稚園に通う日々。

夫は土日に休めるので、週末の夜は家族三人で食事ができます。わが家を心配して訪れる友人もいれば、lineで励ましてくれる方々もいるので、まだ私と娘の精神状態は保たれています。それでも、基本的には親子二人のカプセル生活です。

 

家に居られるだけマシ。

病状が悪化しないだけマシ。

 

そう思うようにしていても、ついつい元気な頃の生活を思いだして、悲しくなります。

楽しいことは、自分で考えないとやってこない

そう、娘に諭してきましたが、今その言葉が自分にブーメラン。親子二人の濃密な生活。もう少し続きそうですが、親子ともに楽しめることを考えていきたいものです。 

でも、 

Web会議システムを応用した、オンライン幼稚園とか、オンライン小学校とかあればいいな~~。なんて思ってしまいます。

というのも、

母である私以外の誰かと話をすることが娘にとって必要だと強く感じるからです。

 

スポンサーリンク

 

 

そんなことを考えながら、先日、娘とNHK100 オトナになったらできないことという番組を見ていたら、登場人物が友人にタブレットを持たせてワンセグ登校を試みていました。コメディなので「実際にはあり得ない~」なんて娘と笑っていましたが、なんと、未来はもうそこまで来ているようです。

こんな記事に出会いました。

www.cnn.co.jp

セグウェイのようなものにタブレットを取り付けて、子どもが授業に参加することができるのです。クラスの中でじっと座っているだけでなく、自分の意志で教室を移動することができそうです。

こちらの記事に登場する少年より、現在の娘の生活の自由度ははるかに広がっています。外にも出られますし、コンビニくらいなら行けます。短い時間なら幼稚園にも行けますし、何より自宅で療養しています。 (調子が悪くなったらすぐ入院ですが、最近は1ヶ月以内には確実に家に帰れています。)

けれど、正直辛いです。

健康な子との楽しい生活を知ってしまった今では、同じことができなくて寂しく辛い思いをしています。今後、病気の症状によっては、さらに厳しい隔離生活を求められることも予想されます。逆に、新しい治療が功を奏してめちゃめちゃ元気になる可能性もありますが、親としては学校に思うように通えない姿を想像してしまうと不安でいっぱいです。

 

もし、こんな授業の参加の仕方ができるのならば、希望がもてます。そして、同じことはできなくても、いろんな方法で授業の遅れを取り戻すことや、友達とのコミュニケーションがはかれる方法があるのかもしれません。

欝々とした日々に訪れる明るいニュースは、癒されます。