かばのはこ

病気の子どもと過ごす生活の知恵!

手の洗いすぎにご用心

娘は、風邪などの感染によって病状が左右されます。病院からも、風邪対策として石鹸で手洗いを推奨されますが、、、、、

幼児が毎回石鹸で手を洗ってアルコール消毒をしたらどうなるか知ってるのか!!(怒)

と突っ込みたくなります。

病院からの指導

石鹸で手を洗うタイミング

  • 食前
  • 帰宅後
  • トイレ後

つまり、

  • 食前 おやつを入れて4回
  • 帰宅後 1回
  • トイレ後 6回

約11回以上は手を洗うこととなります。

さらに、

洗う時間は約15秒

アルコール消毒も適宜行う

このような手洗い習慣を続けてきました。

真面目に手を洗い続けた結果

娘の手がどうなったかというと、、、、

冬は手に血がにじむほど、荒れてしまいました。

同じ洗い方でも夏はまだ大丈夫なのですが感染が懸念される冬は乾燥も甚だしく手は荒れていきます。確かに手から口へウィルスが入る可能性はとても高いのですが、手に傷があったらそこから入っていきます。

ローションなどで補っていますが、皮膚の弱い幼児には追いつきません。

手を洗いすぎることで逆にウィルスに弱い手をつくりあげているのではないかと思えて仕方がありません。

我が家の手洗い方法

そこで、トイレ後に石鹸を付けて手を洗うのをやめました。公衆トイレに行くときは私がお世話をし、娘には便座などなど触らせない作戦です。

徹底して洗うのは、

ご飯前 帰宅後 のみ!

アルコール消毒は、人ごみの中にいた後だけ手のひらのみに使用することにしました。

これが本当に正しいのかどうかわかりません。

手から口にウィルスが入るのはわかるのですが、手から血がでているのに石鹸を付けて15秒洗うのは不可能です。アルコール消毒は言わずもがな。

手洗いは大切ですが、真面目にやりすぎるのも禁物です。

おわりに

娘は、たった一回の風邪が病状を悪化させます。そのため、風邪対策についてとても神経質になります。お医者さんは「きちんと手洗いをしましょう」といいますが、その

「きちんと」とはなんじゃ!!

正しい手の洗い方を毎回毎日行っていたら、子供の手は持ちません。

手の洗い方ばかりが強調されますが、生活の中で一番手を念入りに洗わなければいけないタイミングがいつなのか、一日を通して手の洗い方の強弱を考えないと幼い子の皮膚はもちません。