１・２歳児★飲み薬との戦い！！

娘が飲んでいた薬、最高で14種類！

全部粉！！マジ？？？？

大さじ１杯分以上はありました。これ、大人の私が飲んだとしても辛いわ～という量を飲まねばならなかったのです。

娘は持病があるのでちょいと普通の量と違うのです。

我が家で試した薬の飲まし方はこれ

水で溶いて、練りからし状態で直接指で口に入れる
水で溶いて、スポイドで口に入れる
水で溶いて、スプーンで口に入れる
お薬飲めたよゼリーで飲ませる
チョコアイス、黒糖などの甘いものにまぜて飲ませる
単シロップにまぜて飲ませる

この番号、試した順番です。もう少し詳しく説明すると、、、、

１、水を使って練からし状態で直接指で口に入れる

かぜ薬のみの少ない薬だったらこれでできました。ちょっと苦いっていう顔をしますが、その後お茶を飲ませればOK。ところが、状態が悪い時は量が多すぎていっぺんに口に入れられなくなりました。

２、水を使って溶いてスポイドで口に入れる

これも、5,6種類くらいの量ならなんとか出来ました。でも、病気が悪くなるとともに薬の飲む期間が長くなると、逃げるようになりました。その逃げ足の早いこと早いこと！２週間くらいで断念。

３、水を使って溶いてスプーンで口に入れる

食事をする時のあーんというイメージが気に入ったようでしばらくこれで飲めました。味は一緒のはずなのに？？ナンデ？？？スポイドが注射のような形だったから？？ところが、これも時間の経過とともに逃げ出すように、、、。

４、お薬飲めたよゼリーで飲ませる

最悪です。少ない量、粒だったら効果はあるかもしれませんが、薬を混ぜたら色も最悪、、、絶対ムリ。このへんから、薬との本格的な戦いが、、、。

５、甘いものにまぜて飲ませる

アイスクリームに混ぜれば１００％の確率で飲めました。チョコレートクリームやら黒糖も同じ。もう、むちゃくちゃですよね。人によっては、なんてことをしとるんじゃとビックりされるかもしれませんが、小さい子に薬を飲ませるのは注射より大変！！家で私が点滴やら注射やら打つわけにもいかんでしょ、３６５日エブリデイ続くものなので、何としてでも飲ませることが第一！多少効果が薄くても口に入るならそれでよし！！と考えていました。ちなみに、主治医のおすすめはチョコアイスでした。チョコのビターな大人の苦味が薬の味をごまかすのだそうです。でも、これを実践される際には必ずお医者様と確認してください。成分によってダメかもしれないので。

６、単シロップに混ぜてスプーンで飲む

お薬のめたよゼリーで挑戦してる頃にも単シロップで飲ませた事がありましたが、その時には、すでに薬への嫌悪感がたかまっていたので無理でした。ようやく、お薬inアイスクリームに慣れ、薬を飲むことに対しての抵抗が薄まった頃、この単シロップに再挑戦！！

単シロップとは薬で処方される水飴みたいなシロップです。これがめちゃめちゃ甘い！飲ませてみると、なんと、無事成功！以前はダメだったのに。やっとこれで落ち着きました。この単シロップ。薬が苦手なお子さんにはおすすめです。

我が家で使う薬用の器

我が家で使っているのは、お椀のフタ＆ティースプーン

これが一番単シロップが混ぜやすい！

単シロップは薬の量に対して８割！！

なぜなら、単シロップが多すぎると薬を飲む回数が多くなるから娘が嫌になっちゃうのです。

１，２歳の時の薬との格闘を振り返る

娘の場合ですが、スプーンで飲ませる方法が効果的でした。嫌がるときには、お気に入りのお人形さんにスプーンで飲ませるふりをしたり、家族で薬のませあいごっこやお芝居をしました。1,2歳はまねっこが楽しいお年ごろ、それが功を奏したようです。

でも、やっぱり苦い。２歳になり好き嫌いが徐々に出てきて苦労しました。そんなとき、小さな錠剤も積極的にトライしました。娘も、粉よりもまずくないことを学習し、小さい形状なら２歳で粒状の薬が飲めるようになりました。

私自身子供の頃、飲み薬が大っ嫌いで親を泣かせた口なので我が子ながら尊敬します。まあ、毎日のことだから慣れるのかもしれませんが、、、。４歳なった今、ようやく薬は７種類になり、そのうち３種類は錠剤になりました。まだまだ格闘は続きますが、格段に楽になりましたよ！！

おわりに

もはや点滴と飲み薬とどっちが辛いんだか分からないという状況もありましたが、薬があるというのは本当に幸せなこと。それに、乳児医療証のお陰で家計的にも助けられます。同じ病名を検索すると、アメリカの募金サイトにばかりたどり着きます。もし、住んでいる国が違っていたら我が家も募金をお願いせねばならなかったのかと思うとぞっとします。

こんな飲み薬との戦いしたくない！！このページを読む人が一人でも少ないことを祈ります。でも、同じような状況で苦労されている方の参考になれば幸いです。

ちなみに、▼この映画。難病を患うお子さんのための薬を夫婦で探し出す物語です。新薬を作ることの難しさについて理解を深める事ができます。