かばのはこ

病気の子どもと過ごす生活の知恵!

「どうして、わたしは幼稚園を休まなきゃだめなの?」に答えられない。。。

子どもへの病気の告知、、、悩みます。

 

1歳で病気を発症し、入退院を繰り返してきました。ありがたいことに、見た目には病気ということが分かりません。ところが、病気発症が小さかったということもあり、娘に、娘が抱える病気について説明したことがないのです。病名はもちろん、入院治療も定期通院にしても、なぜ医療行為が必要なのか話したことがありません。「体が元気かどうか先生にチェックしてもらいに行こう」こんな説明で乗り切ってきました。4歳までは、まだ小さいことと同年齢の子どもたちに触れ合う時間が極端に少なかったため、ある意味ごまかすことができました。けれど、幼稚園に入り状況を把握する力がついてきた現在5歳の娘に、ついに言われてしまいました。

 

「どうして、わたしは幼稚園を休まなきゃだめなの??まだ風邪が治ってないからなのかな??」

 

2ヶ月近く無事に幼稚園に通えましたが、そんな幸せな時間は長く続かず、病状が悪化。現在自宅治療を行っています。1ヶ月程度の閉鎖的な生活。

そして、ついに娘に言われてしまいました。幼稚園の楽しさを知っている娘が、どうして元気なのに通えないか?疑問に思うのは当然です。

 

私は娘になんて説明すればいいんだろう(涙。。。)

 

元気なのに医療行為が必要なこと、大人だって理解するのに難しい薬物治療のことを、5歳の娘にどうやって説明すればいいのか。

幼稚園に通えないのは薬の副作用のせいです。もし、その事実を知ったら、娘は病気をしずめる唯一の薬を嫌がってしまうかもしれないそんな不安が頭をよぎります。

そこで、

「なんでだろうね~」

と、とぼけて説明から逃げてしまいました。

でも、娘は、それ以上追求しませんでした。もしかしたら、うすうす気づき始めているのかもしれません。自分が他のお友達とは違うことを。

いつまで時間稼ぎができるか分かりませんが、きちんと説明ができる親の心の準備と、きちんと娘が理解できる年齢に達するまではあやふやなことは言いたくありません。どうか、同じ質問を娘がするのは小学校に入る頃にしてほしいと願うばかりです。

幼稚園が無事スタートし、とても調子が良かったので普通に通えることが当たり前と思ってしまいました。やっぱりそれは当たり前のことではなくて、治療をする日々の方が娘にとって当たり前の日常なんだと思い知らされ、凹みました。

小さな子どもへの病気の告知

本当に悩みます。